上村優也 vs. SANADA。この日は真っ白なコスチュームに身を包み現れたSANADA。
今までとは違う新しい自分を魅せるための白なのかと思いきや、レスリングの攻防を楽しむSANADA。
ミラノさんを巻き込んでの場外乱闘から、SANADAが有利に進めるのかと思いきや、あっけなく上村に敗れました。
その負け方は”この辺で終わらせよう”というSANADAからの明確な意志が感じられました。
なぜ上村との闘いをさっさと終わらせなければいけなかったのか?
それはこの闘いよりも大切なことがあったからです。
SANADAがWAR DOGSを裏切りバレットクラブHOUSE OF TORUTURE入り
WAR DOGS vs. HOUSE OF TORUTUREの6人タッグ選手権試合。
試合終盤でSANADAが赤いブーツを履いての乱入。(あのブーツどこで売ってるの?)
SANADAがWAR DOGSを裏切ったことよりも、赤いブーツが気になって仕方ない。
SANADAがロス・インゴを脱退した理由は、武藤敬司に対する思いがきっかけだと私は思っています。
ロス・インゴを脱退し、IWGP世界ヘビー級王者となったSANADA。
J5G加入当初しかSANADAは輝くことが出来ませんでした。
その状態から抜け出すためにWAR DOGSに加入したはず。
ところがSANADAは、WAR DOGSで”何がしたい”か示すことがないまま時が経過。
外国人選手だらけの中で、コミュニケーションにストレスを抱えていた可能性もあります。
そして今回、元タッグパートナーであるEVILがいるユニットに加入。
EVILとタッグ戦線を盛り上げようなんて一切思っていないはず。
一度は新日本プロレス最強のベルトを手にしたことのあるSANADA。
現在37歳でプロレスラーとしてますます充実していくであろう今、タッグ戦線に方向転換するとは考えられません。
虎視眈々とIWGP世界ヘビー級ベルトを見据えていることでしょう。
そのために加入したHOUSE OF TORTURE。だからトーチャーツール(ギター)も用意。
これからはトーチャーツールを使い対戦相手をなぎ倒していくはずです。
でも気になることもあります。
ロス・インゴを脱退したSANADAは、ユニットを短いスパンで渡り歩いています。
Just 5 Guys(約1年8ヶ月)→WAR DOGS(約5ヶ月)→HOUSE OF TORTURE(?)
ユニットに所属している期間がだんだん短くなっています。
HOTでストレスを感じれば、すぐに脱退する可能性もあります。
SANADAはHOTで一体何がしたいのか?
そもそも本当にHOTに加入したのか?
これからSANADAはどうなっていくのか?
新日本プロレスからますます目が離せません。