新日本プロレス海野翔太。
凱旋帰国試合でオスプレイの持つIWGP USヘビー級ベルトにいきなり挑戦。
オスプレイに敗れはしましたが、インパクトを残すことに成功。
ヤングライオンの頃とは違う姿をファンに印象付けました。
そして新日本プロレスから海野翔太、成田蓮、辻陽太が令和闘魂三銃士と命名されました。
これは会社から期待されていることの表れ。
このまま順風満帆なプロレスラー人生を歩むのかと思いきや、本隊でありながらファンからブーイングを浴びることに。
このブーイングは、”お前は顔じゃないよ”、”お父さんがレッドシューズやから会社から優遇されてんちゃうか”というファンの気持ちだと感じています。
でも私は海野翔太が新日本プロレスの新たなエースになると断言します!!
なぜなら、大ブーイングから新日本プロレスを牽引する選手が生まれるということを棚橋弘至、内藤哲也が証明しています。
またWK19でザック・セイバーJr.に敗れ、ヒールターンすることも出来たはず。
でもヒールターンという安易な道を選ぶことなく、本隊でもがき続ける姿をさらすという険しい道を選んだところに海野選手の覚悟を感じています。
もう・・・おばちゃんは応援するしかないんよ。
だってヤングライオンから見てる選手は、我が息子と言っても過言ではない。(思い込みのクセが強め)
その息子(生んでないけど)が、悩みもがき苦しんでる姿を晒し、前へ進もうとしてる。
応援したくなるやん!!
グレート-O-カーン戦を経て、海野選手への風向きも少し変わってきたように感じています。
海野選手が大きく変わろうとしていることはファンにしっかりと届いています。
これから明るい未来が来るのかと思いきや、ちょっと待てよ!な出来事が起こりました。
先日、IWGP世界ヘビー級王者後藤洋央紀から挑戦者に指名された海野翔太。
・・・・嘘やん。
いやいや早いって!!
1.4でベルトに挑戦したばっかりやのにまた?
いくらなんでも早すぎるって!!
後藤選手の気持ちも分かる。
時代に抗い棚橋弘至、永田裕志という過去に終止符を打ち、新世代でもあるデビッド・フィンレーとの闘いも制しました。
次は新日本プロレスの課題を解決しないといけません。
新日本プロレスには次世代のエースが必要。
だから新日本プロレスの未来のために海野翔太を挑戦者に選んだのでしょう。
後藤選手からは、”オレという壁を乗り越えてこそ新世代のエースだ”というエールを感じます。
でも・・・今?
なんで今?
海野選手に変化が見え、これからが楽しみだと思ってたところにまたIWGPに挑戦って。
もう少しタメが必要なんじゃないの?
後藤選手に勝てば早いと言われ今以上の反発が起こりそうやし、負ければホラなと言われることが目に見えてる。(海野選手のメンタルが心配)
海野選手にとって今回のIWGP戦は試練でしかない。
でも海野翔太ならこの試練を乗り越え、新日本プロレスの新エースへと成長してくれることでしょう。
せやけど・・・アメリカでIWGP戦をするならAEWから挑戦者を連れてこられへんかったんかな?
新日本プロレス!!そういうところやで!!と思ってしまうのは私だけでしょうか?