Road to レスリングどんたく2021広島大会。内藤哲也がグレート-O-カーンを下し『デ・ハ・ポン』で大会を締めました。
今回もグレート-O-カーンの前哨戦やコメント、当日の闘いでまたもや私は心を惹きつけられました。
新日本プロレスの顔となる日も近いグレート-O-カーン
グレート-O-カーンは、身長188㎝、体重110㎏という恵まれた体形だけではなく、パワーもあり、レスリングやキックボクシング、柔術などがバックボーンにあります。
オーカーンの闘いを見ていると、『ハッ』とさせられることが多く見ていて目が離せません。
そんなグレート-O-カーンは、新日本プロレスに不満を抱き、自らの意思で海外侵略に乗り出しました。そして2020.10.16 G1オカダ・カズチカ vs. ウィル・オスプレイ戦で乱入。
『見りゃわかんだろ!侵略開始だ』と言い、約半年の間に新日本プロレスの顔とも言える3人と対戦。
・オカダ・カズチカ
・棚橋弘至
・内藤哲也
新日本プロレス侵略開始を宣言(凱旋帰国)し、短期間で新日本プロレスの中心選手と戦うなんて通常は難しいはず。
それをやすやすとやってのけるグレート-O-カーンは、新日本プロレスから評価されているということ。
オーカーンは、リング上でもリング外でも魅せることが出来る、数少ない選手の1人だと私は感じています。
私は常々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと同等の人気、実力を持つユニットが出てこないと新日本プロレスがヤバイ!!と思っていました。
ようやくロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを、凌駕するかもしれないユニットUNITED EMPIREが誕生。
今現在、UNITED EMPIREが新日本プロレスの舵を取ってると言っても過言ではありません。
なぜなら現IWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイはUNITED EMPIRE所属。
オスプレイ以外にも、オリンピック出場経験のあるジェフ・コブ、ファイトスタイルも変わりこれからどのように成長するのか楽しみなアーロン・ヘナーレとタレント揃い。
そしてUNITED EMPIREを裏で束ねている広報担当のグレート-O-カーン。
あと1つ。あと1つ何かが弾ければ、UNITED EMPIREが新日本プロレスを侵略できると確信しています。
負けるたびにグレート-O-カーンが好きになる
イギリスで無敗だったグレート-O-カーン。ところが日本に戻ってからのシングル成績は、7戦2勝と負けが先行。
でもオーカーンの負ける姿が美しい。
グレート-O-カーンは、体が大きいのに身のこなしがしなやかで美しい。
プロレスラーで、負けてなお美しい選手なんてそういません!!
グレート-O-カーンは、負けても価値の下がらない選手の1人だと私は感じています。
でも新日本プロレスの中心に食い込むためにそろそろ実績も欲しい。
直近で行われる横浜スタジアム大会や、東京ドーム大会でベルトを戴冠する姿を見せて欲しい。
ベルトを手に入れたグレート-O-カーン・・・
いままでとは違う魅力が解き放たれるのではないかと、すでに私の心はグレート-O-カーンに侵略されています。