昨年左膝前十字靭帯断裂で手術をし、復帰宣言したROPPINGI3KのYOH。
復帰戦4.4両国大会でIWGPジュニアタッグのベルトを奪還。
エル・デスペラードの持つIWGPジュニアヘビー級ベルトに初挑戦することが決まりました。
順風満帆にことが進むかと思いきやそうはいきません。
6.7大阪城ホール大会で、チャンピオンであるエル・デスペラードに敗北。
デスペラード『・・・お前は地獄を見た方がいい』とか『ドン底まで落ちた方がいい』って言ったな。・・・やってもやってもやってもやっても、(※次第に声を荒らげながら)結果も、内容も、何も伴わない、でも自分で何が足りないのか、何がわからないのか、それすらもわからない時間がくる。お前はこれからそれを味わうことになる。』2021.5.3バックステージコメントより
過去デスペラードが経験したであろう地獄。それがこれからYOHにも訪れると断言。
デスペラードは、YOHを通して昔の自分自身を見てる感じが苦しく、もどかしく思っているのかもしれません。
8.7から始まったSUPER Jr. TAG LEAGUE2021。
2連戦を終えSUPER Jr. TAG LEAGUE 4連覇を狙うROPPONGI3kは2連敗。
対戦相手から辛らつな言葉を浴びせられます。
ファンタズモ『・・・オマエら、『SUPER Jr. TAG LEAGUE』3連覇したんじゃなかったっけか? でも、いまのオマエらは惨めで哀れだな。オマエらのせいでジュニアタッグのレベルがガタ落ちなんだよ。・・・それからYOH、オマエがなりたいのはファッションデザイナーとミュージシャンだろ、SHO以上に才能ゼロだけどな。いまの自分たちの姿を鏡でよく見てみろよ。本気でニュージャパンのジュニアタッグのことを思うなら、引退することだな。』2021.8.7バックステージコメントより
この状況にタッグパートナーであるSHOはどう感じているのでしょうか?
ROPPONGI 3K SHOとYOHはどうなるのか?
ROPPONGI 3KのSHOとYOHは2012年2月に入門。
若い頃から2人は切磋琢磨してきました。メキシコへの海外遠征も一緒。
YOHが欠場前まで、YOHがROPPONGI3Kを引っ張っていました。
でもYOHが欠場中、SHOがシングルプレイヤーとして成長。NEVER無差別級、IWGPジュニアヘビー級にも挑戦。
惜しくも敗れてしまいますが、今までとは違うSHOを見せファンを魅了しました。
その状況を指をくわえて見ることしか出来なかった欠場中のYOH。
ライバルでありタッグパートナーであるSHOに嫉妬しない訳がありません。(妄想)
復帰してもうまくコトが運ばない。
自分はどうしたらいいのか?何をすればいいのか分からなくなる。
YOH「俺にはさ、熱がないのかな!? って。でも、そういうことじゃなくてさ、でも違っていて見えないんだよ…。遠くの未来も…近くの未来もさ…。なんかもう…(※フラフラと立ち上がり)ごめんね…。ホントにさ…わかんねぇんだよ…」
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 8, 2021
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そんなタッグパートナーを一番近くで見ているSHO。
『いつまでも2人一緒でいいのか?』と思っても何ら不思議ではありません。
同期で一番のライバルであるはずのSHOとYOH。
今までは同じコーナーでパートナーとして闘ってきました。
でもROPPONGI3Kの2人にもいよいよひとり立ちの時が来たのかもしれません。
ライバルだからこそこれからは反対のコーナーに立ち、今までとは違ったストーリーを展開していくのではないでしょうか。
高橋ヒロムにはエル・デスペラードや、リュウ・リーというライバルがいるように、YOHにはSHOがいます。
お互いが対角線に立ち、闘いを重ねていくことでより成長するのではないでしょうか。
YOHの感情を誰よりも引き出すことが出来るのは、タッグパートナーであり同期であるSHOだけ!!
YOHがSHOとの闘いを経て、新たなYOHになるのを見られるのはそう遠くない未来でしょう。
新たなYOHになったそのとき、新日本プロレスのジュニア戦線がもっと~もっと~盛り上がっているのは間違いありません。